お預かり時すでに水滴は無かったのですが、乾燥剤で除去されているという事でした・・・・これが後々大問題へと繋がりました・・・。

乾燥剤利用の方は是非ご一読頂きご注意を頂きたいと思います。

さて、既にヘッドライトは左ターンインジケーター、光軸調整などエラーも発生しております。

とりあえずヘッドライトを外し点検します。

コントロールユニット上部に錆が確認できます。

交換となってしまいます。ターンインジケーターは最終的に接点改質で復活してくれました。

ヘッドライト本体はF20での施工と同じ要領でシーリング等の対策を実施、カバーリングなどが多い分手間が増える感じでしたが作業自体はほぼ同じです。

ここで先ほどの問題が発生、わずかにあった水滴が乾燥させても白くなり、数時間で再び水分に戻ってしまい乾ききらないという事態に。

症状から推測できるのは何かしらの理由で乾燥剤から成分がライト内に流出し、その成分が一時的に乾いてもすぐに水分を吸い寄せているものと推測できます。

これが起こってしまうとヘッドライト全分解の上清掃となってしまう為非常に大掛かりになります。

上記の事から乾燥剤を使用する場合は水を吸ったものはすぐに交換する、あまり長期間入れっぱなしにはしない、袋に傷などを付けないよう注意するといった

事が必要になります。

後はなるべく早く今回のような対策をするといったところでしょうか、その際は是非お気軽にご相談ください。

全て交換後は車両に組み込んでいきます。

点灯やエラーなどを確認して完成となります。

この度はご用命頂きありがとうございました、ディーラーの方にも当ブログを見て頂いていると思うと嬉しいです♪

今後も精進して参りますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。